[男主]猫田くん2[オンエア]

猫田くん眠りたい ページ15

次の日



sideA


｢ねぇなんで俺忙しいのにパシられてるわけ？｣


次の日の夜、帰ってくれば廊下にてエメカレに誘拐され、嵐真の部屋にこさせられていた


あれ？俺今まで仕事してたんだけどな？ねぇ？忙しいんだよ？


冠｢いやぁーAさんに画像の加工の才能まであったとは思いませんでした！｣


なんでもメンバーの宣伝のための写真撮影していたらしいのだが、細かい加工をしていたところを口出せば、じゃぁ頼むとやらされたのだ


はっきり言おう、疲れた



｢終わった･･･ねぇ、終わったよ。ひめにゃんを誰かくれ･･･｣


冠｢とんでもないシスコンっぷりwwwさすが兄妹｣



あーねむい。つかれた。でもやることたくさんある。泣きそう



｢･･･ねぇ、今眠い疲れたの歌が出来た。書く力が残ってないから誰か歌うから書いて｣



冠｢相変わらずめちゃくちゃですな｣


雛瀬｢ごめんね、寝てていいよ。俺運ぶし｣



｢じゃぁ寝る。｣



ふて寝。なんて言って意識を手放した









。









。

side佐和


佐和｢って真面目に寝たの？｣



声をかけてもぐっすりと眠り続ける彼に驚く

寝るの早すぎないか？



天｢クマが凄いね、随分と疲れていたようだ･･･｣



冠｢Aさん最近学校にもまともに来れないくらい忙しい見たいですからな心配ですぞ｣



こうやって見るとほんと不自然なほど肌も白いし、髪もさらさらだし、まつ毛長いし･･･とんでもない美少年だよなぁ



雛瀬｢でも良かった仲直り出来て･･･それにPrid'sに入ってなくて｣



佐和｢まぁそうだな。俺もなんか安心したよ。｣



正直な話、彼のことは結構好きだ。可愛くて守られるような子なのに何事にも全力で


どんな困難にも立ち向かう姿勢は好ましい


それに、たまに見せる気が抜けたような優しい顔


あれは彼の本当の姿なのかなんなのか分からないが、それはとても可愛くて


他のユニットなのに俺達のためにまでこんなに必死に頑張ってくれる子を好きにならないわけないだろう



ん？好きにならないわけないだろう？



え、待って、え？まさか･･･


Aを見ればスヤスヤと心地良さそうに眠っていて、安心したように眠る彼に守ってやりたい、ミーにたいする思いと似たような、それでいて別物の感情が溢れ出す


あぁ、これはきっと。理解してしまえば今までの感情にも全て納得が行く。


俺は君が好きなんだな。

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