[喰種]幸せをきみに[FGO] (ページ6)

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出会いページ6

早く起きろよ。

おれの、マスター

｢早く、一緒に戦おうぜマスター｣

。

。

それは小さな時の記憶

お兄ちゃんは毎日僕に会いに来てくれた

ショックから声が出せない僕に毎日話しかけてくれた

ねぇ、お兄ちゃん。ぼくあのときのことずっと感謝してるの

お兄ちゃんが僕に手を差し出してくれたこと何よりも嬉しかったんだよ。

｢A！｣

どこかで呼ばれた気がして目を開く

そこには

目の前には少年と少女たちがいた

｢･･･ここは？｣

ゆっくりと起き上がるとふらつく体

長い時間眠っていたのだろう、頭が痛い

ズキズキと痛む頭を抑え深呼吸をする。

ロ｢目が覚めたんだねよかった。君は唯一無傷で倒れてたんだ。

ミシェルってマスター候補の子の服を着ているんだけど、君は何者だい？｣

｢！！！あなたたちだれ･･･？にん、げん？｣

じぃっと見つめれば彼らは慌てて説明をしてくれた

僕が倒れていたのを保護してくれたこと

そこから話されたことは残酷だった

世界を救う筈の優秀なマスター候補は危篤状態で保存されていること

事件が起きたこと

そして、一般人である彼が世界を救うこと

僕がずっと眠り続けていたこと。

｢僕はミシェルという少女に異世界呼ばれたらしい･･･彼女に精神世界みたいなもので言われた。私の夢を叶えるようにって･･｣

ロマ｢確かに彼女の家は代々異世界から人を呼び出せるらしいけど本当なんだね･･
巻き込んで済まない、君さえよければ力になってくれないだろうか｣

真剣そうな言葉

｢分かった･･･僕に何が出来るかはわからないけど。協力くらいする･･･｣

？｢ほんとどんなお人好しなんだよお前は！｣

その言葉に目を見開く

そこには先程助けてくれた子がいた

｢キミは｣

ロマ｢あれ？君のサーヴァントじゃないのかい？｣

？｢そうだよ！そいつはおぼえてねぇみてぇだがな！！！お前バカか？なんで見ず知らずの奴らに助けろって言われてうなずけるんだよ
その前に寝すぎだ馬鹿！！！｣

｢だって目の前で困ってるひと、苦しそうな人がいるんだもん助けたいと思うのは普通だと思う･･･

僕に出来ることがあるならなにかしたい。それはダメなこと？｣

藤丸｢！そんな事ないけど

でも君は女の子で･･･辛いこともあるかもしれないよ？｣