[喰種]幸せをきみに[FGO] (ページ49)

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サーヴァントページ49

sideモードレッド

モ｢マスター、何してんだ｣

なんとか戦いを済ませ、ずっと黙っていた彼に声をかければ彼は遺体一つ一つに歩み寄ってなにかしているようだった

｢･･･次彼らが産まれてくる時代は悲しいものじゃないようにって祈ってた。それくらいしか出来ないから｣

ニト｢同盟者･･･同盟者は神を信じるのでしょうか？｣

まぁ私が言うのはおかしいかもしれませんがとニトクリスが言えばマスターは苦笑いした

｢世界の神様とか･･･そういうのは信じてないし、いたとしても何も思わないよ。

祈りを捧げて救ってくれるのが神というのなら･･･｣

口を噤んだ彼に眉を寄せる。何か言いかけて黙り込んだのかと声をかけようとすれば通信が入った

なんでもサーヴァントより大きなエネルギー反応と三体のサーヴァントがこちらに向かっているらしい

っとに尽きねぇな！！！

エル｢撤退するべきだね、行こうA｣

｢･･･でも｣

モ｢だー！！もうお前はさっきからなんなんだ！言いたいことがあるならシャキシャキいえよ！｣

ダン！と地面を踏み付ければ驚いたようにマスターはしたがビビる様子がないあたり、こいつ根性座ってるよな

｢･･･竜殺し見つかってない･･･ここに居るの･･･さっきは生きる屍の音で聞き取りにくかったけど、誰かの呼吸音が聞こえる。微かだけどまだ生きてるよ｣

マシュ｢それは本当ですか？！それならそのサーヴァントを探してからでも！｣

にわかに信じられない話だがこのマスターはずば抜けてそう言った身体能力は高い

ロマ｢いやいや！そんな時間ない！｣

ジャ｢しかしここで見捨てれば機会は二度と訪れないかもしれません！！！｣

マシュ｢マスター指示を！｣

藤丸｢･･･探そう！｣

あっちは決まったらしく、探し出そうと動き出す。

エル｢で？君はどうするつもりかな？｣

まさか振られるとは思わなかったのか戸惑いを隠せないようにこちらをみるマスター。

モ｢え？じゃねぇぞ、あのなぁ！俺たちのマスターはお前だ。お前が決めろ！｣

｢僕は･･･探したい。それに、もう見つけた。｣

立ち上がって迷うことなく走り出したマスターを慌てて追いかける

するとそこには負傷したサーヴァントがいた

｢やっぱりここにいた｣

ジャ｢凄いですA！あなたは一体何者なのですか？｣