[喰種]幸せをきみに[FGO] (ページ48)

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生きる屍ページ48

マシュ｢これは生きる屍！！A先輩ありがとうございます！！｣

sideA

慌てて体制を皆で立て直す

ジャ｢！この街の人たちを怪物にするなんて！！｣

｢？どういうこと･･･？｣

わからない言葉に国を傾げればエルキドゥが口を開いた

エル｢誰かがこの街の人間をあれに変えたってことだよ。生きる屍、あれは人であって人じゃない化け物だ。あれが人間じゃないものだと分かるだろう？｣

｢･･･戻せないの？｣

エル｢あぁ。ああなったらもうもどらない｣

どうする？と問われ頭の中に過ぎる影

なしろ、くろな。

滝沢さん

亜門さん

望まないで異型にされた人。

研

｢･･･何も出来ないのは･･･いや。｣

あなたがよく口にしていた言葉

｢何をしてあげれば･･･1番、彼らにとって･･･1番苦しくないこと･･･？｣

ニト｢！A･･･｣

ギル｢ふん、雑種貴様もう既に分かっているのであろう。｣

モ｢おいてめぇ｣

エル｢モードレッド！｣

掴みかかろうとしたモードレッドをエルキドゥがたしなめる

分かってる。

｢･･･せめて、どうか安らかに･･･

みんな、力を貸して･･･｣

ギュッと手を握りしめる

せめて、その命の散る姿を目に焼き付けよう

彼らの命を奪う覚悟の無い僕に出来る唯一の事

モ｢りょーかい！ったく、こんな事で一々泣きそうになってんじゃねぇよ！｣

エル｢マスターは優しいからね。そこも美点だよ｣

ニト｢ええ、全ての命に重きをおくしせいは好ましいです

しかしそれがいつしかきっと彼を苦しめるのでしょうね｣

ギル｢くだらん｣

エル｢そんなこと言って、ギルだって心配な癖に｣

みんなが何か話しながら戦っているが聞き取れない。

藤丸｢A！大丈夫？｣

｢うん･･･ねぇ、りつか･･･かなしいね｣

藤丸｢え？｣

｢命を奪う事が救う事なんて･･･かなしい。何もできないことはかなしいね｣

藤丸｢Aは、優しいんだね。｣

不器用ながらにも撫でられた頭にけんをおもいだす。

けんもよくこうやって慰めてくれた

｢優しくなんかないよ･･･ぼくは｣

そう、大切なものの為なら沢山の命を奪える

この手は、人殺しの手なのだから

どうか、あなたの手は血に染まらないことを僕は祈ろう