[喰種]幸せをきみに[FGO] (ページ37)

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マリーアントワネットページ37

カー｢年端も行かないのに戦闘においては熟練の技、何者なのかしら｣

邪｢デミサーヴァントというものでしょう、人間とサーヴァントが入り交じった異質な存在です｣

デミサーヴァント？

何それ？

もしかしてマシュに似たものを感じたのは僕と同じ入り交じった存在だから？

喰種にならなかった半人間の僕と

サーヴァントと人間の混ざったデミサーヴァント

なのに、マシュは前線で戦ってる。

同じ筈なのに

あんなに細い手足で大きな武器を持って

｢･･･エルキドゥ･･･僕よりマシュを守ってあげて･･･｣

エル｢それは出来ない相談だね。彼女は確かに危険かもしれない。でも僕はあくまで君の兵器だ。

僕らが守るべきなのは君なんだよ｣

｢でも･･･｣

ニト｢それに！こちらも2体のサーヴァントを相手しています！はっきり言ってあちらまで構ってられません！

セイバーにライダーって私とエルキドゥさん相性余りよくないんです！｣

エル｢ギル、あっちに怒ってるみたいでカーミラ達の方に行ってるからね｣

モ｢ちっ！めんどくせぇな！マスター！魔力俺に持ってこい！ぶっぱなす！｣

そんな時だったガラスの薔薇が現れる

？｢優雅でありません。この街の有り様も、その戦い方も思想も主義もよろしくないわ

善であれ悪であれ人類はもっと軽やかであるべきじゃないかしら？｣

まるで鈴を転がしたような軽やかで可愛らしい声が響く

｢あの方はマリーアントワネット！｣

あちらのセイバーが名前を呼べば彼女は嬉しそうに微笑んだ

マリ｢はい！ありがとう私を呼んでくれて！そしてその名前がある限りどんなに愚かだろうと私は私の役を演じます

我が愛しの国を荒らす竜の魔女さん無駄でしょうけど質問してあげる

あなたはこの私の前でも狼籍を働くほど邪悪なのですか？

革命を止められなかった愚かな王妃以上に自分は愚かな魔女であることを公言するの？｣

邪｢黙りなさい、あなたごときがこの戦いに参加する権利はありません｣

マリ｢あら、どうして？｣

邪｢宮殿で蝶よ花よと愛でられ何もわからないまま首を断ち切られた王妃に我々の憎しみがわかると思って？｣

マリ｢そうね、わからないわ。だからあなたを知りたいの竜の魔女

分からないことはわかるようにするそれが私の流儀です。｣