食害 ページ34
ラシャリテ
サイド藤丸立香
そこは焼けた街、たくさんの人々が死んでいた
｢これ･･･っ｣
エル｢見なくていいよ、マスター。｣
サッとエルキドゥがAの目を隠す
モ｢あんま見るな。｣
二｢恐らくあなた方にはきつい光景でしょう。目を閉じていても構いませんよ｣
物音にそちらを見ればマシュが青ざめる。
ワイバーンが死体を食らっていたのだ
マシュ｢！！｣
ジャ｢やめなさい！｣
見ていられなくて、皆でワイバーンを退治する
そんな中Aはエルキドゥから離れ人々だった残骸を観察していた
エミ｢何をしている！｣
｢･･･食べるためだけでは無いみたい･･･｣
ニト｢どういう事ですか？というかそんなにマジマジとみて･･･｣
｢食料を得るために狩るだけならこんなことにならない･･･
いくら食べられていたとしても、ここの死体は全て食べるためだけに殺されたように見えない･･･｣
エル｢確かに･･･｣
｢食害じゃないとしたらこれは一体･･･あまりにも酷い。｣
すると彼はワイシャツの腕の部分を破ると子供の遺体の顔にかけた
｢せめて安らかに･･･｣
そう呟いた彼はとても悲しそうで、俺とマシュも手を合わせた。
術ク｢しかしお前分からねぇな。警戒してたのがだんだんあほらしく感じてきたぞ俺は｣
｢警戒されてた･･･？｣
術ク｢まぁな、一応物騒なところあるし、異世界から来たとなればな｣
マシュ｢でも！A先輩は優しい人だと思います｣
ロマ｢まった！話はあとだ！先程去ったサーヴァントがこちらに向かっている！！
きっと気が付かれたんだ･･･
数は5！多すぎる！ともかく逃げろ！｣
マシ｢そんな！｣
ロマ｢あー！もう相手が早すぎる！！！｣
突然入ったドクターの声に皆が迫り来る敵に構えた
｢！まさかこんなことが起こるなんて！｣
現れた黒いジャンヌ・ダルクのような女性はこちらを見て信じられないような顔をした
｢ねぇだれかわたしのあたまにみずをかけてちょうだい、おかしくなりそうなの！｣
｢かける･･･？｣
エル｢取り敢えずAは黙ろうね｣
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自称イケメン(プロフ) - この作品すごく好きです！作られたばかりの作品なのにこんなに沢山話数があってすごいと思いました！これからもがんばってください！ (2018年8月9日 19時) (
レス) id: 06ace84e4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめの | 作成日時：2018年8月8日 11時
