[喰種]幸せをきみに[FGO] (ページ4)

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新しい世界ページ4

暗い夢のようなそこで目が覚めた。

真っ暗なそこは火で燃えていて

目の前に女の子がいた

黒髪の清楚そうな女の子

幸せしか知らなそうなそんな顔

｢よ、よかった･･･成功した｣

｢ここ･･･｣

｢落ち着いて聞いて、私！ミシェルっていうの。私があなたを呼んだの｣

ミシェル？日本人みたいな見た目なのに？

でもさっき神様って･･･

｢この世界の人類が滅亡しそうで･･･わたし！

だから私を助けて！私の夢が！私の夢が！｣

｢あなたの夢と世界が関係あるの･･･？｣

｢いいからいうことを聞いて！！時間が無いの

私の一族は生涯に一度だけ異世界の人間を呼び出せる！

そうやって繁栄してきた！だからあなたも！私の代わりに彼の役に立ってあげて

彼の名前は･･･！｣

その子の体に火がつく

｢ったす、け、て｣

｢！！！｣

？｢何をしてんだばか！｣

ぐいっと後ろに引かれなにかに抱きとめられる

振り返れば金髪の人がいた

？｢お前馬鹿なのか？！それ触ってたらおめぇも死んでたぞ！｣

｢え、あ、ごめん｣

？｢何をぼんやりしてんだよ！召喚したんだろ？お前俺のマスターなんだしっかりしろ！！｣

どういうこと？と首を傾げると指さされた手の甲

そこには見慣れないタトゥー？

｢なにこれ･･･？｣

？｢あーもうめんどくせぇ！よくわかんねぇけどお前が俺のマスターなのは変わんねぇ！！死なれたら困るしな！｣

ひょいっと担がれれば目を丸くする

｢あの･･･ここ東京？ど、どこなの？｣

？｢ああ？てゆーかお前この辺のやつじゃねぇのかよ！

ここは冬木だぞっと！！！｣

よくわからない影のようなものからの攻撃を避けながら街を進む彼女に眉を寄せる

｢冬木ってどこの街？僕聞いたことない｣

?｢はぁー？！お前マジでわかんねぇのかよ！！｣