[喰種]幸せをきみに[FGO] (ページ29)

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仲間ページ29

｢うん･･･この戦いはあくまで僕のものだって思ってる･･･

あくまで、みんなは呼ばれただけで･･･

強要はしない･･･｣

ニ｢！A、私達はあなたに呼ばれた以上力を貸そうと思いここにいるのです。
他者の意見を尊重する。それは貴方の美点でもあると思います。しかしあなたのそれはひとりよがりにしか過ぎません｣

モ｢そうだぞ、お前なんでそこまで1人で抱え込もうとするんだよ｣

｢･･･だって･･･｣

ギル｢雑種、貴様は何を恐れている｣

｢え？｣

ギル｢お前は何故その様に怯えているのだ。｣

｢･･･だって巻き込む事は･･･｣

ギル｢ははは！どこまでも愚かな雑種よな貴様は！思い上がるなよ雑種！
たとえ貴様1人で抱え込もうとも脆弱なお前に何が出来る！！｣

それはその通りだった。

だけど、望まない争いはして欲しくない

僕はそれで後悔したから

ぎゅっと唇をかみ締めればエルキドゥが口を開いた

エル｢キミは綺麗な世界で生きてきたのかもね。

あのね、A僕らは英霊、つまり過去の偉人だ。

君とはちがう。弱くなんかない。だから消えたりしないし、君の力になるためにここにいる。

最初に言ったろう？僕とニトクリス、モードレッドは君の行く末を照らすために一緒に行くって。

道具である僕に君は選ばせた、それならキミは僕らを信じてもっと自在に使ってくれていいんだ。｣

ギルは知らないけどねと意地悪っぽくいえばギルガメッシュは眉を寄せた

ギル｢元より貴様は我の所有物。我を呼んだ時点で雑種の体、魂全て我のものだ。

よく聞くがいい雑種よ！暇つぶし程度に参加してやるつもりだったが仕方あるまい

貴様の行く末を我は見届けよう、それこそ王のつとめであろう！

お前が魔力を差し出す限り、我はお前の手助けをしてやろう。いいかこれは王の決断である！雑種如きが我に意見を言うなど万死に値する！せいぜい楽しませよ！｣

｢･･････？うん？｣

ギルガメッシュは本当に難しい物言いをする･･･でも

｢力を貸してくれるって･･･こと？｣

ギル｢～雑種ぅ！貴様話を聞いていなかったのか！｣

｢聞いてたけど･･･難しい･･･｣

エル｢ふふ、あはは！さすがA、これじゃギルも振り回されるだろうなぁ楽しいや。

ふふ、僕らはみんなマスターの味方、力になる。だから信じてよ。｣