[喰種]幸せをきみに[FGO] (ページ20)

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かわりものページ20

サイドA

｢ねぇどうして？どうしてぼくらであったばかりなのにそんなこと言うの？

もしかしたら普通じゃなくて極悪人かもしれないんだよ･･･？

殺人鬼かもしれない、化け物かもしれない

普通とは違うかもしれない･･･

沢山の命を踏み躙ってその上に立ってるのかもしれない。

この手は血で染まってるかも知らない

それなのに、そんなこと言える？｣

藤｢だとしても、俺はまだ君のこと知らないけど

それでも優しいと思う、見ず知らずの俺の怪我治してくれたり協力するって言ってくれたり

それに、なんだか放っておけないっていうか…

それにたとえ君がそんな人だとしてもそんなこと言われていいわけないと思う｣

それはほんの少しだけけんにかさなった

｢リツカ･･･ありがとう･･･｣

思わず抱き着けば受け止めてくれた体は今までの誰よりも頼りない

でも、そんな彼がいうからこそ嬉しかった

｢リツカにこれあげる｣

ポケットから出したのは小さな拳銃を取り出した

藤丸｢え、ぶ、武器？！｣

｢Qバレット･･･喰種にも少しは対抗出来るやつ･･･何があるかわからないから･･･持っておいて｣

藤丸｢俺銃なんて使った事ないけど･･･｣

｢ナイフみたいなほうがいい？殺傷力あがるけど･･･｣

藤丸｢こ、これでいい！｣

ブンブンと首を横に振る彼に、僕のクインケ見せたらどうなるんだろう

ニ｢取り敢えず今は食事中です！離れてください！はしたない！｣

ぼんやりとしていればベリっとニトクリスに剥がされ悲しくなるも仕方ないと離れる

ロマ｢その武器は作らなくていいのかい？もしかしたら君の言う喰種に遭遇するかもしれないし･･･｣

｢原料が原料だから･･･それに護身用だもん｣

ロマ｢ふーん、まぁいいか。さてご飯を食べたら！レイシフト前に軽くやることもあるし！早く食べよう！｣

慌てて食べだしたみんなに微笑む

いつかお前も、金木研意外にも居場所が出来るよ

兄の言葉を思い出す

ねぇお兄ちゃん、僕は頑張るよ