[喰種]幸せをきみに[FGO] (ページ17)

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新しい日々ページ17

サイドA

結局昨日は眠れなくて、与えられた部屋は僕を呼んだおんなのこがつかっていたへや

服の趣味、フリルばかりでスカート祭り

こんなの着て戦ってたの？

こんなの着れない

クローゼットを見れば気がついた

それは大きな･･･僕のクインケ

キメラクインケの入っているトランクケースだ

小型のナイフのクインケもある

ぎゅっと握り締める、きっとここでも使うであろうそれを。

適当にワイシャツにハーフパンツを見つけ着替えて部屋を出れば

目の前にDr.ロマンがいた。

｢待ち伏せ･･･？ストーカーで訴えてみる？｣

ロマ｢うわぁ？！あ、ここ君の部屋か！ごめん気が付かなかったよ｣

偶然？

ロマ｢てゆーかそれは？トランクケース？｣

｢うん。僕の武器が置いてあったの･･･
ねぇドクター、食堂まで一緒に行かない？つくってほしいものがあるんだ。｣

。

。

サイドロマニ・アーキマン

異世界から来た子は無表情な人形みたいな子だった

ぼんやりとしていてそれでいてミステリアス

あと勝手にお風呂直してたし(マシュから聞いた)

まぁマシュがとてもいい人だって言ってたから信用は出来ると思う

それに、それなりに立香くんに懐いてるみたいだしね。

そんな彼が食事に誘ってきた

なんて言うかほんとに整った顔してるよなぁ

笑ったらもっと可愛いのに

そんな彼が出したのは錠剤だった

ロマ｢薬かい？｣

｢そう。ふたつ頼みたいけど･･･ひとつは原料あかさないべきだとおもうからカプセルがほしい｣

手渡されたのは白の何の変哲もない薬

ロマ｢これ･･･｣

｢ラムネじゃない･･･｣

ロマ｢いやわかるけど！なに？｣

｢良くわかんない。でも昔からのんでる。確か安定剤。ないと困る

メンテナンスもこまめにするようにっていつも言われてたから･･｣

ロマ｢作ってもいいけどひとつ、正直に答えてほしい。君、体弱いのかい？｣

｢･･･それは関係ある？｣

ロマ｢もちろん。僕はこう見えても医療部門のトップさ。君のサポートもさせてもらう｣

｢･･･あなたたちよりは弱い。

それに･･･｣

それ以上の言葉を彼は飲み込み歩き出した