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少年院に足を踏み入れようとしたとき、一人の女性が声を荒らげた
息子を助けてくださいとの言葉になんて愛されて育ったのだろうとぼんやりと思う。
少年院にいるのだから、悪さを働いたのは目に見えているのに。それでも見捨てたりしないで、子供を愛しているというのか
羨ましい。妬ましい
比べても仕方ないなんてわかっているけれど、それでも家族に利己的な理由もなく純粋に愛され、心配される
どうして私の世界は私に優しくなくて、悪いことをしていないのに私を愛してさえくれる家族なんてだれもいないのに
なんで私はこいつを助けないといけないんだろう
息があればどんな状態にして引き摺ってきても許されないかな
虎杖｢A？どうかしたかぼんやりして｣
｢！！いえ、大丈夫です。それにしても彼女お母様ですかね？｣
虎杖｢あぁ。助けねぇとな！｣
すぐに頷いたのばらちゃんに対して曖昧に微笑むだけにした
先輩はいつも平等に優しくて、誰でも助けようとしてくれる
その優しさが自分にも向けられることが嬉しくて先輩が大好きで愛おしい
だけど、その平等な優しさの前に私はなぜこんなに汚い考えを持ってしまうのだとたまに辛くなってしまうことも事実なのだ
綺麗な先輩を見ていると、恋焦がれそして、自分の醜さに気がついてしまう
というより最近どんどん桜に近づいていくこの思考回路を何とかしないといけない。
これじゃいつか大切なものを傷つけてしまう。
私が1番今大切なのはこの場所だ
3人のこと傷つけたくない。守りたい
伏黒｢…おまえ、返事しないんだな｣
｢え？｣
伏黒｢なんでもない。いくぞ｣
4人で少年院に入れば世界は一変した。建物の中のはずだというのに周りは一変した
どぷんと何かにのみこまれるかのように、周りの3人がいなくなる
というよりも、いなくなったのはきっとわたし
「嫌な予感がする…メルトリリス、出てこれる？」
メルト｢当たり前でしょう？それよりマスター、警戒して。ここには特級がいるわ｣
ふっと姿を現したメルトリリスにうなずくと彼女は周りを見た
メルト｢このレベルなら私で簡単に串刺しにできるけれど、マスターを守る事は余裕。だけどあの子たちは分からないわ｣
｢！！メルトリリス、先輩たちと合流…｣
したいと言いかけた時、ひたひたと近づく気配に気がついた
「メルト！取り敢えず蹴散らして！」
メルト｢任せてマスター！｣
続く (更新停止中)
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あいいいえうあたなな - 内容は面白いけど五条とか夏油キモすぎでしょ、、、普通に虎杖×ジンでいいと思うわ、ジンも拒否すればいいのに (2023年3月24日 3時) (
レス) @page35 id: 8791024d59 (このIDを非表示/違反報告)
猫(プロフ) - めっちゃ好きです！！面白かったです！！ずっと続き待ってます(* ´ ꒳ ｀* ) (2022年2月13日 5時) (レス) id: 159bb94574 (このIDを非表示/違反報告)
ベリル(プロフ) - ちょー面白いです！好きです！好き×好きのクロスオーバー作品ってもう好きの塊じゃないですか!(???)応援します！続きを全裸待機してます!!!!頑張って下さい!! (2021年5月29日 21時) (レス) id: f6e00c6132 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - ゆめのさん初めまして、この小説は五条悟オチですか？できれば五条悟オチでお願いします。続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年2月17日 20時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
ロゼファ(プロフ) - アルトリア羨ましいですううううううううううう (2021年2月16日 17時) (レス) id: f43344f619 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめの | 作成日時：2021年2月14日 19時
