[排球]白雪姫は帰りたい[ビッチ部]

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｢でも部活かぁ･･･あんまり運動系はなぁ｣


矢口｢前の学校では何か部活してなかったの？｣


｢バレー部のマネージャーしてたよ｣


矢口｢え！羨ましい！こんなに可愛い子がマネージャーとかやる気出るっしょ！
またバレー部とかは？｣



そこで考え込んだ。

最後の中体連にて怪我をした僕はバレーを辞めると決めていた


それをせず、マネージャーをやっていたのはリエーフがいたから。


こっちの決心なんて知らないでガンガン誘ってきたリエーフに折れてしまったのだ



でもここにはリエーフは居ないし


それに支えてあげたいと思ったのは音駒高校バレー部だ。


｢ううん、ほかの部活にする。なんか新しいこと始めたいなって思ってたし｣


矢口｢ならサッカー部は？楽しいよ！俺サッカー部！｣


｢んー･･･日焼けしそう、僕黒くならないけど赤くなって炎症起こすんだよね｣


矢口｢そうなの？残念だなー｣


｢遠野くんは？何部なの？｣



遠野｢え？！お！おれ？！俺はいろいろかな？！｣



やけに冷や汗かいてるけどほんとに具合悪くないの？


｢いろいろ？｣


遠野｢(こんな天使にヤリ部だなんて言えねぇ！！)

えっと写真部！俺写真部なんだよね！うん！(嘘はついてない！)｣


｢へー写真部なんてあるんだ。楽しそうだね｣


遠野｢いや！全然！全く楽しくないよ？！他にも沢山部活あるし！見てから決めた方がいい！ね！うん！！｣


なんでこの人こんなに慌ててるんだ？はて？


｢まぁそうだね、よく見てから決めることにするよ。アドバイスありがとう遠野くん｣


遠野｢いや、まぁ役に立ててよかったよ｣


｢遠野くんもやっちゃんも優しいね、新しい学校で馴染めるか不安だったけど優しいクラスメイトがいて良かった｣


遠野｢あ、いや！そんなことは･･･｣


矢口｢あ！ねぇ、良かったら一緒に昼食べに行かない？｣


｢いいの？ありがとう｣



｢｢(ヤバイガチものの天使だ)｣｣



3人で食堂に行けば沢山の人、人、人


｢凄いね、男子校ってこんな感じなんだ｣


矢口｢今まで共学だったの？｣


｢うん！なんだか新鮮！｣


矢口｢そっかぁ、ランチとか男子校だから共学よりボリュームあると思うよ！｣


｢わーい！僕大食いだから助かるかも｣


遠野｢え、意外｣


｢こう見えても元運動部だから、食べるの好きなんだよね！

美味しいもの食べるの大好き｣

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