番外編19 黙っててごめんね ページ50
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東京への引っ越し前、最後の加持WDの練習に参加していた
明光「Aちゃん明日引っ越しかー」
赤井沢「はえーな、うちの最高なセッター様がいなくなっちまうのか」
『やめてくださいよー』
明光「東京行っても頑張ってね」
赤井沢「お前凄え選手になれよ！周りに自慢するから！」
『赤井沢さんたちが周りに胸を張って自慢できるくらい優秀選手になりますね！』
赤井沢「はは！楽しみにしてるわ！」
『今まで3年間ありがとうございました！！また宮城に来たら練習入れてください！！』
「「「もちろん！頑張れよ！！」」」
『はい！じゃあまた、皆さんお元気で！！』
「「「またな！！」」」
「Aさん、暗いんで送っていきます」
『ごめんね、蛍も練習で疲れてるのに』
「僕も帰るので大丈夫です」
『ありがとう』
いつも少し遠回りして家まで送ってくれる蛍に今日も甘える事にした
『今日ブロックキレキレだったね』
「今日は調子良かったです」
『鴎台のDVD見続けてるんでしょ？』
「なんで…兄ちゃんか…」
『最後に咲うブロック、極めてね』
「黒尾さんには負けられませんから」
『うん、知ってる。私ブロック嫌いだから2人とも凄いなって思うよ』
「いいんじゃないですか？Aさんにも一つや二つ出来ないことがあって」
『え、もっと出来ないことあるよ！』
「バレーは何でも出来るじゃないですか」
『そうかな？…あ、ついた。遠回りしてくれてありがとう』
「いえ…あの」
『…ん？』
「…好きです」
『うん…ごめんね、ちょっと気づいてた』
「…え」
『って言っても気づいたのは引退してからなんだけどね』
「………」
『2人でWD行く事が増えたでしょう？それでなんとなくそうなんだろうなって』
「そっか」
『蛍がいつから私のことを想ってくれてたのかはわからない。だけど蛍と一緒に練習行くのは楽しくてあえて知らないフリして黙っててごめんなさい』
「Aさん…」
『蛍の事は人として凄く好きだし、たまに天邪鬼なところもあるけどそれも蛍らしさだなって思う。だけど私も今好きな人が出来たから蛍の気持ちには応えられない、ごめんね』
「大丈夫です。好きな人黒尾さんですよね？」
『…うん』
「そこは負けましたけど、バレーは負けないので」
『っ！応援してる。だって蛍の先輩だもん』
「ありがとうございます」
『こちらこそ、ありがとう』
「じゃあまた明日」
『明日ね！』
いつも甘えてばかりの先輩でごめんね、ありがとう
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まー(プロフ) - ナハマヤラさん» こちらこそ読んでくださってありがとうございます。まだ番外編は少し続きますが本作品はもうすぐ完結にする予定なので最後までお楽しみいただければと思います！ (2023年1月28日 21時) (
レス) id: 5b65e3addc (このIDを非表示/違反報告)
ナハマヤラ(プロフ) - 素敵な作品をありがとうございました。夢中で読んで毎日楽しみでした。 (2023年1月28日 21時) (レス) @page41 id: 16836f962e (このIDを非表示/違反報告)
まー(プロフ) - ぬまひとさん» ありがとうございます！！更新頑張りますので、これからもよろしくお願いします^ ^ (2023年1月21日 16時) (レス) id: 5b65e3addc (このIDを非表示/違反報告)
まー(プロフ) - Mさん» ありがとうございます！更新頑張ります！！ (2023年1月21日 16時) (レス) id: 5b65e3addc (このIDを非表示/違反報告)
ぬまひと(プロフ) - 初コメ失礼します！めっちゃ好きです！続きが、気になります(^^♪更新頑張ってください！ (2023年1月19日 13時) (レス) @page12 id: bada61d4bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まー | 作成日時：2023年1月17日 18時
