烏野の理性と本能の中間管理職【男主】

6 ページ6

HRが終わり下校準備をしているとクソ野郎、別名月島が俺のところに来た。山口くんと一緒に


「Aクンバレー部辞めるなんてやめてよね」

「お前と3年間やってける気がしない」

「ツッキーとAくん、もう仲良いんだね！」

「山口君。どこをどう見たら仲良く見えるんだよ」

「え？だってツッキーがこんなに喋るの珍しいし！」

「黙れ山口」

「ごめんツッキー！」

「え、山口君本当にこいつの友達で大丈夫？」

「ツッキーはこう見えて恥ずかしがり屋なだけだから！」

「うるさい山口余計な事言うな」

「山口君、俺の心の友！！」

「えぇ？！おれが？！」

「そう、こんな奴より山口くんと俺は仲良くなりたい。途轍もなく仲良くなりたい気持ちが芽生えている」

「え、いいけど…よろしくね？」

「こちらこそ！俺のことはAって呼んで、Aって長いから」

「分かった！俺のことは呼び捨てでいいよ！」

「じゃあA？帰ろっか」

「お前に呼んで良いとは言ってねーよ」

「えー、だって今一緒にいる時に呼んでって言ったのそっちデショ？」

「うぜー」

「あははっ！これからも仲良くしてね？Aクン？」

「こちらこそよろしくな？ホタルクン？」

「は？」

「は？」

「やっぱり2人仲良しなんだね！！」

「「どこがだよ！！」」


クラスのみんなも山口と同じ事を思ってたらしい(後日談)

7→←5

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す