烏野の理性と本能の中間管理職【男主】

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田中「それにしてもよー、あの優男のサーブ凄かったな。最初からアレやられたらヤバかったぜ…さすが影山とAの同中の先輩！…ってアレ？お前らなんで烏野にいるんだ？」

影山「………」

田中「県内一の強豪つったらやっぱ白鳥沢だろ？」

影山「…落ちました、白鳥沢」

田中「落ちた？！」

影山「白鳥沢から推薦来なかったし、一般で受けて落ちたんです。試験が意味不明でした」

澤村「あそこには普通に入ろうとしたら超難関だもんな」

月島「王様勉強は大した事ないんだねぇ」

田中「え、影山は分かったがAは？」

「あー、俺は母子家庭なので公立で…」

菅原「正直お前なら推薦来てもおかしくないだろ？」

「まぁ…何校かはもらってました」

田中「ちなみにどこから？」

「…青城、伊達工、白鳥沢」

「「「「はぁ？！？！」」」

田中「お、お前白鳥沢の推薦蹴ったのかよ！！」

「…遠いんですよあそこ」

月島「前からハイスペックだとは思ってたけど、白鳥沢から推薦来るってやばいデショ」

日向「すげえなぁ！お前すげー！！」

澤村「推薦なら学費も多少免除だろ？なのに公立？」

「怪我とかして部に置いてもらえなくなった時に、学費払えず転校とか嫌だったんで…」

菅原「お前も色々考えてんだなー」

「まぁ、それなりに…」

影山「お前白鳥沢から推薦来てたのかよ…」

「え？俺報告したぞ？」

影山「…そうか？」

「おん」

影山「そうか」

「でも俺は烏野に来て良かったです」

田中菅原澤村「「「…っAっ！！」」」

「えぇー…泣かないでくださいよー」

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