烏野の理性と本能の中間管理職【男主】

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試合に勝った事で、無事キャプテンに入部届を受け取ってもらった飛雄と日向

澤村「清水、あれもう届いてたよな？」

清水「うん」

キャプテンの言うアレを持ってきてくれた清水先輩から受け取ったのはバレー部のジャージだった

清水「多分サイズとか大丈夫だと思うけど、何かあったら言って」

飛雄と日向は嬉しそうに袖を通しているが、俺も月島も周りから注目されながら着るのは小っ恥ずかしかった

菅原「お前らも着てみろよー」

月島「いや、僕は後でも…」

「俺も、多分サイズ大丈夫なんで…」

田中「恥ずかしがりやか！いいじゃねえか、着てみろ！」


先輩2人に言われたら着るしかない…

あー、ソワソワする。見られてるのやだ、脱ぎたい…


澤村「これから烏野バレー部として、よろしく！」


「「おす」」


隣で飛雄と日向がバレー部のポーズ練習をしている所を黙って見ていると、月島から視線を感じた


「なに？」

「もう大丈夫なの？」

「なにが？」

「試合中、凹んでたでしょ」

「あー、凹んでたってか自己嫌悪に陥ってた」

「そんなに王様がいい？」

「んー、飛雄がいいっていうより飛雄が当たり前。だったからそうじゃなくなるんだろうなーって考えてた」

「じゃあ王様もいいけど、僕もいいって思えばいいんじゃない？」

「なんだそれ、俺二股してるみてぇ」

「別にいいでしょ。王様も新しい相棒増やしたんだから、Aも増やしなよ」

「確かにな。まぁ、もうすでに半分くらい月島もいいってなってるけどな！」

「…ふーん」

「あ、照れた」

「うるさいヨ。ってかいつまで月島って呼ぶのさ」

「え？」

「僕はAって呼んでるんだから合わせなよ」

「ふはっ！ありがとな、蛍！」

「…別に」

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