烏野の理性と本能の中間管理職【男主】

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次の瞬間、飛雄がトスを上げた時にはこちら側のコートにボールが落ちていた

「「「…！？」」」

日向「手に当たったああああああ」

「今……目瞑ってた…？」

「「「はぁ？！」」」

「ジャンプからスイングまで…目瞑ったままだったぞ…」

…どんな神技だよ…

影山「うぉおい！お前目瞑ったってなんだ！！」

日向「お前がボール見るなって言ったんだろ！」

影山「そうだけど、100％信じるなんて出来るか普通？！」

日向「だって今信じる以外の方法わかんねーもん！」


その後も度々目を瞑ったスパイクを打とうとしては顔面に当たったりからぶったりしていたが、2人は止めなかった

(俺では2人の進化に追いつけないな…)

月島とブロックに入ったり、サービスエースを取ったりしたが向こうに2セット取られてしまった


「ははは…完敗」


あー、疲れた


月島「…お疲れ」

「…おう、お疲れ。山口もな」

山口「うん、お疲れ様」


2人と水分補給をしながら休憩していると、日向が手を差し出してきた


日向「月島」

月島「……何」

日向「試合の最初と最後に握手すんじゃん。今日の最初はしてないけど…それにこれから仲間だし、嬉しくねぇけど」

月島「………」

日向「はい握手ー！！」


仲が良いのか悪いのか……

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