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病院まで母さんに迎えにきてもらって自宅に帰る
「まさか救急車で運ばれるなんて、監督から連絡が来た時はビックリしたよ」
「ごめん、夢中になりすぎてポールとか見えてなくて…」
「まぁ特に何も無かったから良かったけど…気をつけなさいね」
「うん、ありがとう」
自宅に到着すると玄関前に飛雄がいた
「飛雄、どうした？」
「…悪かった」
「なにが？」
「怪我させて…」
「あれは俺のミスだろ？」
「…いや、俺が無茶なトスを上げたから…」
「ふはっ！大丈夫だよ」
「…決勝………負けた………」
「そっか」
「Aが怪我して、動揺して周りの奴らの事考えられなくなってベンチに下げられた」
「っ！」
「Aの言ってた"俺が傷つく事"ってのはこういう事を言いたかったんだって気づいた」
「…そっか」
「…全国、行けなくてごめん」
「大丈夫、まだ高校があるし」
「…それと」
「ん？」
「ありがとな」
「！どういたしまして」
「じゃあまた明日」
「おう、明日な」
飛雄と別れて家に帰ってから英や勇太郎、キャプテンたちにも連絡をして特に問題がない事を伝えた
みんなに良かったって言ってくれたと同時に謝られた
明日一人一人と顔合わせて話すしか無さそうだな
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作者名：まー | 作成日時：2023年1月14日 20時
