烏野高校3年マネージャー！【HQ】全編完結！

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side 菅原


坂の下までの帰り道、Aと並んで歩いていた


『まさか青城と試合とはねー』


菅原「俺もビックリした。先生やるなー」


『…田中が言ってた通り、誰が何と言おうと烏野の正セッターはスガだよ。例え飛雄がこの先たくさん試合に出たとしても、セッターでいることを諦めないで欲しい。』


菅原「A…」


『スガのトス、周りのみんなをよく見て上げる最高のトスが私は好きだよ』


菅原「っ！！」


正直な話、落ち込まない訳がない。青城の話が出てから周りが気づかってくれている事も分かってて、それでも上手く笑えなかった。

あの3対3を見て"烏野の正セッターは俺です"って自信を持って言えるわけもなかった。

でも、俺は影山に負けたわけじゃない。

確かに悔しいけどAの言った通り俺には俺にしかあげられないトスがあるはず。

Aの一言で少し目が覚めた気がした


菅原「A、ありがとう！」


『ん？いーえ！』


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