烏野の理性と本能の中間管理職 5【男主】 (ページ48)

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伊達工との試合が始まり俺は今回もベンチスタートだったが、一本目から旭さんのスパイクにブロックが3枚付いてきて思わず顔が歪む

山口「うわぁ…ブロック3枚…」

「リードブロック、スバラシイネー」

山口「なんで片言」

「嫌だなぁって」

月島「右に同じく」

「欺きたいね」

月島「そこは同意しかねる」

「なに？！」

月島「…影山は1発目、あの高い3枚壁の上を敢えてぶち抜きたかったんだろうね。図太い奴」

菅原「でも気を衒いすぎたのかなー」

「二口さんめっちゃ嫌な顔してる」

菅原「お前は知り合い多いなー」

「二口さんは絡まれただけですよー」

月島「日向みたい」

「…否めない…」

次の一本で日向が点をとったが、神技速攻にブロックが2枚付いてきた

「ブロックの完成が早すぎますね」

菅原「パワーとスピード、どっちも兼ね備えたブロックって事だな」

「ブロックの才能欲しいー」

何本かブロックに捕まっていて、飛雄のプレッシャーは半端じゃ無いはずなのにあいつは笑ってた

「(本当バレー馬鹿)」

俺も思わず口角が上がった

しかし、その後西谷さんがレシーブした時

「西谷さん、邪魔っす！」

と、飛雄が叫び全員に驚きと戸惑いが走る

西谷「あぁん？！」

西谷さんに至っては言い方の問題で怒っていた