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いつもの練習終わりに日向と飛雄は自主練をするらしく、体育館に残っていたが俺は帰るつもりで部室に向かう
月島「今日は帰るんだ」
「あぁ。さすがに疲れた」
山口「昨日の今日だもんね」
「慣れない環境、長い電車移動、一週間ぶりの雪道……全身疲労困憊だわ」
月島「フッ」
「今笑ったな?」
月島「たかが一週間でしょ」
「されど一週間だ、まじでコンクリだけの道が恋しい」
山口「こっちは積もらないことはまず無いもんね」
「だな」
蛍と山口と部室に入ると3年生たちが既に着替えていた
「「「お疲れ様でーす」」」
澤村東峰「「おー」」
菅原「そういえばA」
「はい」
菅原「お前また打点上がっただろ?」
「多分上がりました」
澤村「すげーな」
東峰「どんだけ跳ぶんだよ」
菅原「合宿行って打点上がるって相当周りに感化されてんな」
「感化されたと言って良いのか分かんないんですけど、跳ぶのが上手い人がいたんです。その人の真似をし続けました」
東峰「ジャンプって見様見真似で出来るもんか?」
「めっちゃ鬱陶しそうな顔されながら観察させてもらったので」
月島「鬱陶しそうって…」
「でもちゃんと質問したら教えてくれたし良い人だから」
澤村「日向も中々だけど、Aも十分コミュ力高いよな」
「飛雄のお目付役なので、2人して無愛想じゃやっていけませんから」
「「「「確かに」」」」
そのまま全員で部室を出て体育館の前を通ると、2人はまだ練習をしていた
澤村「帰れ!!!」
日向影山「「!!」」
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作者名:まー | 作成日時:2023年4月14日 11時