烏野の理性と本能の中間管理職 5【男主】 (ページ42)

今日:130 hit、昨日:255 hit、合計:138,340 hit

242 ページ42

そして学校の前で日向に会う

「日向おはよー」

日向「……………」

影山「……………」

俺の挨拶はスルーされ、何の合図も無しに二人は走り出した

「朝から元気だなー」

二人の競争をいつも通り見届けて歩き出すと後ろから衝撃が来た

「イデッ」

「Aー！元気だったか！！」

「田中さん！お疲れっす！」

「おう！」

「元気でしたよー、飛雄も元気すぎて日向といつもの競争中です」

「相変わらずあいつらは成長しねーなー」

「きっと今頃喧嘩中ですよ」

田中さんと話しながら部室に向かっていると、やはり部室棟の前で言い合いをしていた

田中「再開早々、早えんだよ喧嘩が」

日向影山「「チワース！！」」

日向「あれ？A今来たのか？」

「さっき会ってるぞ」

日向「え？」

「おはようって言ったし」

日向「え"！！ごめん！！」

「飛雄に夢中になりすぎだろ、大好きかよ」

日向影山「「好きじゃねぇ！！」」

「そんなところも仲良しだねー」

日向「…なんか一段と性格が曲がったか？」

「あはは！うっせーわ」

影山「俺はAの方が好きだ！」

「急に情熱的な告白をありがとう」

日向「多分それみんな知ってるぞ」

田中「お前ら本当Aいると喧嘩止まるよな」

「緩衝材ですか？俺」

日向「確かに！！」

田中「ってか何をそんなケンカのネタがあんだよ感心するわ」

田中さんが体育館の鍵を持っていたので、準備をするために部室に向かう