烏野の理性と本能の中間管理職 5【男主】 (ページ5)

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コートチェンジ中、日向が牛島さんに何かを言われ飛雄にトドメを刺されて倒れていた

「大丈夫か？」

日向「言葉の凶器に刺された」

「飛雄の何気ない毒に…か、ドンマイ」

日向「影山クン言葉選びって知らない…？」

「知らない」

日向「だよな」

作戦については烏養さんからブロックのタイミングと日向のソフトブロックについて説明された

烏養「A、バテたら代えるからな」

「はい」

烏養さんに改めて言われて自分の中で気合いを入れ直す

澤村「おーし、また帰りにしょっぱい飯食いたくなきゃあこのセット獲るしかねぇぞ！！」

「「「オァ！！」」」

澤村「烏野ファイ！！」

「「「アーイ！！！」」」

4セット目開始早々、白鳥沢8番の五色くんのサーブはアウトになる

２本目のキャプテンのサーブは繋がれ牛島さんにトスが上がったが、蛍と旭さんの壁二枚をクラス側に寄せた事で西谷さんがレシーブを上げる

そして旭さんが決めて烏野がブレイクした

しかしそこから点差は開かずシーソーゲームが続き、同時多発位置差攻撃をついに止められ7-8と逆転されてしまった

「ソフトブロックが通用しねえスパイクだなー」

牛島さんのパワーに独り言を呟いた

その後二段トスで俺にボールが上がり位置的にインナースパイクが打てそうだったので決めに行こうとしたが、天童さんにゲスブロックされた

天童「ミラクルボーイ！Sa！To！Ri！」

「んなぁ…」

流石のブロックに拍手したくなった

月島「今のブロック凄いね」

「本当敵ながらあっぱれだわ」

日向が前衛に来て大平さんのスパイクを止める為に跳んだ時、急に姿が消えた

そして気づけば俺よりも高い位置でブロックをしていた

「？！」

日向「高さで勝負しないとは、言ってない！！」

日向の止めたボールは白鳥沢コートの中に落ちてブレイクした