烏野の理性と本能の中間管理職 5【男主】 (ページ37)

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翌日宮さんに見てもらいながら普段打っている飛雄のトスで俺がスパイクをする

「これで大丈夫ですか？」

侑「おん、ありがと」

「？はい」

影山「なんだったんだ？」

「分かんない、スパイク見せてって」

影山「なんだろうな？」

その日もゲーム形式を繰り返しながら、監督たちに気になる点の指摘をもらう

雲雀田「A」

「はい！」

雲雀田「セッター見すぎるな」

「っ！はい、すみません」

普段の癖でセッターを気にしすぎてしまい、セカンドテンポでの攻撃が増えてしまっていた

相手コートでは飛雄がトスの位置を千鹿谷くんに聞いていて、要望を聞いた瞬間いつも通り＂分かった＂と言っていた

そのやり取りを見て侑さんがニコニコしている

「どうしたんですか？」

侑「んー？なんもないで」

「あ、はい」

何でもなさそうではなかったが、本人がそう言っているので何も突っ込まなかった

練習終わりのストレッチを飛雄としていると星海さんが近づいてくる

星海「おいお前、俺を見たことあんのか？」

影山「？ここに来てから見てます」

「ド天然…」

星海「そうじゃねえよ、今までに俺の試合見た事あんのかっつってんの」

影山「無いっす」

「………………」

星海「じゃあもっとビビれよ驚けよ！！初見からずっと＂ヘェー＂みたいな顔しやがって！！」

影山千鹿谷「「？！」」

「星海さん、怒りポイントが謎すぎますよ…」

星海「Aうるせえ！」

「さーせん」