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練習終わりに少し宮さんと話をしながらストレッチをして着替えてから食堂に向かった
「Aくんと飛雄くんはずっと一緒にバレーしてんの？」
「そうですね、小学校から一緒です」
「長いなぁ」
「…宮さん」
「なに？」
「宮さんはバレー好きですか？」
「好きやなかったらここまでやらんわ」
「ですよね」
「Aくんは好きやないん？」
「好きなんですけどハマってなくて」
「ハマってる？」
「自分のやりたい自由なバレーを探してます」
「自由なバレー…な」
「…見つかりますかね」
「どうやろな」
「高校生の間に見つけられなかったら、多分俺はバレー辞める気がします」
「それはもったいないな」
「………………」
「ハマる為の手伝いさせてや」
「宮さんがですか？」
「あかん？」
「いや、嬉しいです。ありがとうございます」
「いえいえ。あとAくん」
「はい」
「その��宮さん”ってのやめん？」
「え？」
「俺双子やから侑って呼んでええで」
「じゃあ侑さんで」
「おん」
「侑さん、ご飯取りに行きましょ」
「せやな」
「何がありますかねー」
「あ、明日飛雄くんのセットでAくんのスパイク見してや」
「俺たちの？わかりました」
飛雄が森然の千鹿谷君とご飯を食べ始めていたので、俺はそのまま侑さんと食べようと席に着く
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作者名：まー | 作成日時：2023年4月14日 11時
