烏野の理性と本能の中間管理職 5【男主】 (ページ4)

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3セット目はスタートからコートに立つ

天童「あれ？Aクンやーっと出るの？」

「お待たせしました」

天童「あれから強くなった？」

「微力ながら」

天童「たーのしみー」

ネット越しに天童さんと話してから飛雄のところに行く

「なんで白鳥沢と知り合いなんだ？」

「中学の時に何回か練習混ぜてもらった」

「「「？！」」」

「もう一年も前の話だから向こうも俺も変わってる」

「そうだな」

「今日も頼むぞ」

「おう」

試合が再開されて天童さんに読まれないように、いつも以上に気を張りながらプレーをする

飛雄のサインを見て俺への指示がなければ相手コートを見るふりをして早い速攻に入った

「飛雄ナイス」

「読まれてねーな」

「でも天童さん意識しすぎて他のブロックに捕まりそう」

「そうなったらトス変えるからいい」

「ごめん頼む。トス変えるって思ったら天童さんだけでも釣る」

「わかった」

超インナースパイクは捕まっていないが、早い速攻は手を出されて何回かワンタッチされる

「うぅー…ゲスブロック…」

「Aクン分かりにくくて燃えるー」

「ドMですね」

「俺センパイね？」

「さーせん」

白布さんとも視線の読み合いになっていた

五色「(あの一年凄え！！天童さんと読み合ってる！！)」

「(8番に凄い見られてる…やめて欲しい…)」

しかし相手は絶対王者と呼ばれる白鳥沢

20点台まで登り詰めたが20-25で3セット目を落としてしまった