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武田「はい聞いて、話はもう一つあります」
「「？」」
武田「同じく12月の初旬、宮城県内の有望な一年生だけを集めた合宿を行うと条善寺高校の穴原先生から連絡をいただきました」
「「「！！」」」
武田「宮城県全体のバレーボールのレベルアップを目的とした、取り組みの一つと言う事です。こちらは一年生だけと言う事ですが、言ってみれば��疑似ユース合宿��ですね」
澤村「疑似ユース…」
武田「烏野からも一人お声がかかっています。月島くん」
日向「！！！」
山口「！！すげーツッキー！県トップの一年だ！！」
月島「…合宿…」
「しかも顔見知りくらいで会話したことある奴ほぼいないぞ…」
菅原「月島決勝で大活躍だったもんなー！」
田中「なんだよ一年だけなんてズリィーヨー」
日向「先生おれは！！」
武田「えーっとこっちは月島くんだけ…ですね」
日向「！！！」
月島「春高も近いですし僕はエンリョ……」
澤村「頑張ってこいよ月島ァ！！」
「蛍ファイトー」
武田「では三人とも参加ということで連絡しておきますね！」
そう言って武田先生は体育館から出て行った
影山「おい」
日向「？」
影山「先に行くぜ」
日向「〜〜〜！！」
飛雄の悪どい顔と日向の悔しそうな顔を横目に俺は静かに考えた
飛雄と同じか、それ以上のレベルのセッターにトスをもらえるチャンス、そして木兎さんや牛島さんレベルのスパイカーがたくさんいる環境
俺の考える自由なバレーが見つけられてバレーにハマれるか…
少し先の話だが、楽しみであり緊張してきた
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作者名：まー | 作成日時：2023年4月14日 11時
