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11月中旬
あれから俺は今までと変わらず飛雄のトスを打っていて、今日も朝練をしてから着替えて部室を出る
「山口早く。閉じ込めるよ」
「待ってツッキー！！」
「閉じ込めるとか鬼だな」
「Aも言ったことあるでしょ」
「…あるかも」
「お待たせ！！」
「んじゃ、行くか」
3人で教室に向かう途中、日向にパンフ用の計測がある事を知らされた
「最高到達点いくつだろ」
「誰が一番高く跳ぶかな？」
「王様じゃない？」
「飛雄身軽だからな」
「Aも結構いきそうだよね」
「蛍の方が背高いからいくだろ」
「僕は別に…」
「日向にだけは負けたくねえ」
「それは右に同じ」
「(なんだかんだ言いつつこの2人は似た者同士だなー)」
放課後になり授業が終わったクラスから保健室で身体測定をする
「A背伸びたね」
「え、また伸びました？」
「前までいくつだっけ？」
「186とかだったと思うんですけど」
「187.2だね」
「伸びましたねー」
「月島190だよ」
「え、デカ」
「ふっ」
「おい蛍今鼻で笑ったな」
「さぁ？体育館行くよ」
「ほーい。清水先輩ありがとうございました」
「いえいえ」
保健室の前では山口も待っていて3人で体育館に向かった
日向が身長をみんなに聞いて回り、飛雄より1mm多く伸びたと嬉しそうに自慢していた
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作者名：まー | 作成日時：2023年4月14日 11時
