218 ページ18
月曜日の学校は全国出場が決まったバレー部の話題が至る所で飛び交っていた
女子「Aくん！！」
「何」
女子「バレー部おめでとう！」
「ありがと」
女子「Aくんも出てたね！」
「まぁ…蛍の方が出てたよ」
女子「そうなの？でもAくんがかっこよかったよ！！」
「…どーも」
蛍と山口がどっかに出かけて行ったせいで俺はクラスメイトの苦手なタイプの女子に絡まれていた
「(蛍ー…山口ー…………早く帰って来い！！)」
女子「全国はどこでやるの？」
「なんで」
女子「見に行けたらなーって！」
「東京だけど」
女子「東京かー、遠いから結果だけでも教えてくれない？」
「…は？」
女子「電話で！」
「テレビ見れば分かる」
女子「でもさ…月島「あの」なに！…って月島くん」
不意に蛍が現れて声をかけてきた
月島「A、借りていい？」
女子「え、あ、あの…」
月島「いい？いいよね？」
女子「う、うん」
月島「ありがと。行くよ」
「おう。おせーよ、どこ行ってたんだよ」
月島「職員室」
二人で話しながら教室を出た
「そ？ってどこ行くんだよ」
月島「トイレ」
「連れションとか女子かよ」
月島「助けたんだから感謝してよね」
「あざす」
蛍と歩きながらトイレに向かっていると前から山口が走ってきた
山口「ツッキーいた！なんで先に行っちゃったの！」
「俺の救世主」
山口「あー…絡まれた？」
「ガッツリ」
山口「ごめんね」
「いや、大丈夫。ありがとな」
月島「早く行くよ」
山口「どこに？」
「漏れそうらしいぞ」
月島「は？違うから」
「はいはい」
月島「チョット」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 191人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まー | 作成日時：2023年4月14日 11時
