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今日、蛍はバレーに一歩深くハマった
飛雄も日向も山口もいつだって真摯に向き合ってる
…俺は？
好きだし向き合ってるつもりだが、誰かと自分を比較しないバレーがしたい…
そして今日も最後、日向にボールが上がったことで自分の中の何かが変わった気がした
及川「A？」
「あれ？及川さん？岩泉さんも」
及川「お疲れ様」
岩泉「お疲れ」
「ありがとうございます」
及川「試合見てたよ、どうせなら俺たちがウシワカを倒してやりたかったけどね！」
「そうですよね」
岩泉「全国決まったのにどうした？」
「いや、勝ちは嬉しいんです。ただ…自分の気持ちの変化についていけなくて」
及川「んー…A、近々お泊まり行っていい？」
「いいですけど…」
及川「俺の将来のこととAのバレーの事、色々話そう」
「わかりました」
岩泉「そろそろ閉会式だろ？行ってこい」
「はい、ありがとうございました」
及川「またね」
岩泉「またな」
2人に手を振りながら及川さんに正直に話してみようと思った
閉会式を終えて全員でおすわりに行ってご飯を食べていると、単細胞組はほぼ寝ながらかろうじて咀嚼だけしていた
月島「寝ながら食べるとか…」
「器用だな」
月島「それで？」
「ん？」
月島「顔、変」
「言い方な。さっき及川さんに会った」
月島「来てたんだ」
「おん」
月島「それだけじゃないでしょ」
「なぁ、今度前に話したお泊まりしよ」
月島「急に？」
「俺の相談、ゆっくり乗ってよ」
月島「仕方ないな」
「素直じゃねーな」
月島「うるさい。山口に言っといてよね」
「了解」
蛍がバレーにハマった今、どんな事を考え感じるのか知りたかった
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作者名：まー | 作成日時：2023年4月14日 11時
