烏野の理性と本能の中間管理職 5【男主】 (ページ16)

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「「「「うわあああああ！！！！」」」」

まさかの烏野勝利に会場が驚くほど湧いた

先輩たちは泣いていて本当に勝って全国に行くんだと思ったら急に鼻の奥がツンとした

田中「Aっ！！！」

「イデッ」

田中さんが跳びついてきて俺は受け止めきれずそのまま後ろに尻もちをついた

田中「よくやった！！」

「ありがとうございます」

田中「スタミナ無いくせに！！」

「素直に褒めて欲しい…」

田中「月島も！！」

月島「あ、はい」

「指大丈夫か？」

月島「痛い」

「だよな、早く病院だな」

澤村「整列！」

「行こう」

「「「ありがとうございました！！」」」

両校が並んで握手をした

五色「あの！」

俺の相手は五色くんで急に声をかけられる

「はい」

五色「凄かったです！！でも負けません！」

「？…はい、俺も負けません」

天童「急に凄かったって言われてもAクン困るよ？ツトムー」

五色「えっ！！」

「いや、、はい…」

五色「あの！えーっと！！」

凄かったところを具体的に挙げられそうだったので話を遮る

「あの、今度どこかで一緒に練習できたらいいですね」

五色「っはい！！」

天童「ツトム行くよ？Aクンまたね」

「はい。ありがとうございました」

お互いに監督とコーチの元に歩みを進め、スタンドに挨拶をしてから撤収する

日向と影山は雪が丘中との試合に出ていた子と話していた

蛍や山口はどこにいるのか知らないが、俺は一人でベンチに座っていた