烏野の理性と本能の中間管理職 5【男主】 (ページ14)

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「あー…足きちい…」

影山「あとちょっとだ、バテんなよ」

「当たり前だろ？ここまで来て下がるとか無いわ」

月島「先輩の前で強気だね」

田中「いつでも代われるぞ俺は！！」

「先輩だろうと譲れません」

田中「だろうな！」

澤村「バレーが一対一の競技なら俺達は白鳥沢に勝てない」

「「「………」」」

澤村「体は小さいしここの攻撃力も劣る、でもコートには6人いる。俺達が勝つのは奇跡が起こるからじゃない」

澤村「最後までコンセプトは変わらない＂殴り合いを制す＂」

両校ともに二回のTOは使い切った

キャプテンの言葉は更に俺たちを鼓舞し、勝ちを手に入れてみんなで全国に行くと固く誓う

TO明けすぐのサーブは旭さんも牛島さんもアウトになり、攻撃では日向、牛島さん、天童さんがそれぞれスパイクやブロックで得点し18-18まできた

「とびおぉ！！」

足が限界を迎えているが力を抜く事なく超インナースパイクを強気に決める

「しゃ…っ！」

着地と同時に少しふらついたが倒れずに済んだ

「大丈夫か？」

「大丈夫です」

キャプテンに返事をしながらサープルーティーンを行う

大きく深呼吸をしてからジャンプサーブを確実に、でも勢いをつけて打った

しかし五色くんまで繋がれて一本で切られてしまった

「クソッ！すみません！」

「いいサーブだったぞ！」

「あざす！！」

旭さんに声をかけてもらいながら相手からのサーブに備えた