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今までも死ぬほど苦しい練習や、挫けそうな場面を迎えてきたじゃねーか
…下を向いてる暇は無い!!!
全員の顔が上がった時、蛍が戻ってきた
飛雄のツーアタックが決まり成田さんと蛍が交代する
「無事で良かったよ、おかえり」
月島「痛いけどね。あの、3枚ブロックの時なんですが…」
「流石理性、冷静だな」
コート内で簡単な共有だけをしてポジションに着く
月島「まさか無いとは思うけど、遠慮とかいらないから」
影山「無いと思うなら言うんじゃねえ。無えよ」
「ふっ」
二人のやり取りにこんな時でも嬉しくて笑ってしまった
試合が再開され牛島さんのスパイクを蛍が怪我した手でワンタッチする
「あけるよ」
「おう」
蛍の指示通り二本目の牛島さんのスパイクはクロスを締め切って西谷さんの視界をクリアにした
三本目は白帯に当たりネットギリギリに落ちた所を西谷さんが上げる
「俺が打つ!!」
俺が叫んだと同時に蛍が反対側に走り出しそれに天童さんが少し釣られてくれた
「(ナイス囮!)ッラァ!!!」
ブロックに少し出遅れた天童さんの腕に当ててスパイクを打ち落とした
「ッシャアアアア!!!」
ここで白鳥沢が2回目のTOを取った
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作者名:まー | 作成日時:2023年4月14日 11時