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その後9-11で白鳥沢優勢のタイミングで瀬見さんがピンチサーバーで出てくる
強烈なサーブは誰にも触られる事なく烏野コートに落ちた
天童「ノータッチエース！！！」
烏野はたまらずTOを取り、開けてすぐのサーブが俺に向かって来る
「っ！！」
あげる事で精一杯だった為、勢いを殺せずそのまま白鳥沢のチャンスボールになってしまった
「くそっ！！」
牛島さんにトスが上がりスパイクが打ち込まれると思った瞬間、ブロックでもレシーブでもない距離で日向がボールを受けそのまま白鳥沢コートに落ちる
「「「……」」」
「ナイスレシーブ？ブロック？」
日向「！！！」
影山「マグレで舞い上がってんじゃねえ、レシーブの邪魔になるブロックだぞ」
日向「！ぐぅ…っ！」
「まぁ結果的に良かったんだから」
ここで瀬見さんのサーブを切ることができた
日向のサーブは山口に代わり、ネットインからの五色くんのタッチネットで烏野得点になる
そして今日初めて合わせる飛雄と成田さんの速攻がギリギリで決まり、相手の判断遅れがきっかけで合計3連続得点となった
「すげえ山口！！」
「！！！」
「ナイサ、もう一本！！」
「っうん！！」
しかし、次の一本で五色くんがスパイクを決めて白鳥沢にサーブ権が移ってしまった
そのまま牛島さんにスパイクを決められて白鳥沢がマッチポイントを迎える
なんとか取り返しデュースに持ち込むが、数的有利やとにかく諦めずに繋ぐことだけを考えて奔走した結果、圧倒的な力を前にねじ伏せられ思わず苦しくて下を向きかける
「下を向くんじゃねええええ！！！バレーは常に上を向くスポーツだ！！！」
烏養さんの言葉に思わず笑みが溢れた
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作者名：まー | 作成日時：2023年4月14日 11時
