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スタンドに戻った俺たちは軽食を取りながら青葉城西対伊達工の試合を見ていた
影山「及川さんのサーブ…想像以上だ」
「俺的には岩泉さんのスパイクの方が嫌だな」
月島「どっちもイヤでしょ」
日向「俺は2番のMBとラッキョウヘッドだな」
「勇太郎には練習試合で意地悪されたもんな」
日向「あいつのせいで俺は影山に…」
影山「あぁ?!」
「あ、あの金髪の人誰だろうな」
影山「どれだ?」
月島「話逸らした」
「うっせ。伊達工のセッター、見た事ないな」
影山「でかいな」
月島「さすが伊達工」
「なんかトス不安定だけど…」
影山「初心者か?」
「さぁ?」
俺たちは伊達工のセッターを気にしながら青城のプレーを観察していた
そして3年が残っている青城が安定したプレーで1セット目を取っていて、2セット目に入ってすぐに伊達工の引退した3年生がスタンドに駆け上がってきた
キャプテンたちも伊達工のセッターが気になったようで話をしていると、聞いていた伊達工の3年生が嬉しそうに紹介してくれた
茂庭「アレは伊達工の新兵器…大型セッター黄金川です」
"大型セッター"という単語に飛雄と日向は興味津々だったが、次の瞬間青根さんも届かない高さのトスを上げてしまい沈黙がうまれた
茂庭「まっ、まだ発展途上なんすよ!セッターになって間もないんで!!これから大物になるんで!!」
澤村「あ、あのくらいのミスはよくありますよ」
「キャプテンめっちゃ気遣ってる」
月島「黙りなよ」
「うい。飛雄もやってたよな、落ちるトスあげてるとき」
影山「…もうやらねえよ」
「やっちまったらフォローしてやるよ」
日向「俺もカバーしてやる!」
影山「お前は偉そうに言うな!日向ボゲ!!」
「飛雄のボゲはいつ治るのだろう…」
月島「無理でしょ」
「だよねー…」
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まー(プロフ) - 澪奈さん» ありがとうございます!更新停滞気味ですが頑張ります!! (2023年4月14日 12時) (レス) id: 5b65e3addc (このIDを非表示/違反報告)
まー(プロフ) - みょんさん» 楽しんでもらえて嬉しいです!ありがとうございます!! (2023年4月14日 12時) (レス) id: 5b65e3addc (このIDを非表示/違反報告)
澪奈(プロフ) - 申請を許可していただいてありがとうございます!嬉しくてニヤニヤしながらみてました!これからも頑張ってください! (2023年4月11日 11時) (レス) @page50 id: 1db3b52844 (このIDを非表示/違反報告)
みょん(プロフ) - まーさん» ですよね!?まーさんの主人公や選手たちの表現がほんとに凄くて…もういつの間にか自分もそこにいる気分になります()頑張って下さい! (2023年4月8日 15時) (レス) @page45 id: aa64a60cbf (このIDを非表示/違反報告)
まー(プロフ) - みょんさん» 全然気の所為じゃないです!そこまで読み込んでもらえて感無量です!!素敵な一言ありがとうございます!笑 (2023年4月4日 9時) (レス) @page32 id: 5b65e3addc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まー | 作成日時:2023年3月13日 7時