烏野の理性と本能の中間管理職 4【男主】

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青城の試合が見られたので白鳥沢も少し覗こうとしたが、アップの時間もあるので横目で気にしながら会場から出た

そして少し身体を温めた頃、一つ前の試合が終了間近だったので公式WUに入る準備をする


日向「それいいなあああ！かっけえなあああ！！月島の新しいメガネ！！！」

山口「日向この数週、毎日言ってるな」

月島「日向基準のかっこいいは不安になるからやめてほしい」

日向「あんだと？！」

「蛍辛辣ー。でも日向がメガネは似合わない」

山口「確かに、想像できない」

日向「なんでだよ！！」

「頭が…ね？」

日向「Aテメー！！」

「あはは！わりわり」


WU開始の笛が鳴り、ふざけていた俺たちもスイッチを入れた

そして両校終了後挨拶のために列になる


「「「「お願いしあーす！！」」」」


開始一発目の旭さんのジャンプサーブが強烈に入り相手のレシーブを弾いたが、相手がエンドラインからの強打というまさかの行動に出て得点された


「あんなところから強打って発想がすごいですね」

縁下「普通はアンダーでフォローがお決まりだもんね」

「突拍子もない事してきますね…」


そのあとセッターが足で上げたボールをスパイカーが普通に打ってきた


「セッターのセットアップとは…？」

菅原「なんかこう…体育ですごい運動能力高い野球部とかと試合してるみたいだ」

縁下「確かに型に嵌ってなくて何してくるかわかんない感じがそうですね」

「もう持たなきゃなんでもありなんでしょうね」

菅原「で、問題は条善寺があれをマグレでやってんじゃないだろうってトコだな…」

「不確定要素は条善寺にとっての普通で、それが彼らの武器なんでしょうね」

菅原「向こうのリズムに呑まれるなよ…」


ミスった時の励まし方も条善寺らしかった

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