烏野の理性と本能の中間管理職 4【男主】

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時間になり第1試合がついに始まる

烏野は第3試合なので、進み具合を気にしながらアップなどを行っていく


「Aコートは白鳥沢、Bコートは青城か…どっちも捨てがたい」

月島「どっち見るの？」

「Bかな」

山口「やっぱり及川さん？」

「いや、白鳥沢見てもその前に青城に勝てなきゃ当たらないから」

月島「組み合わせの問題でね」

「でも最高の決勝戦になりそうじゃね？」

山口「決勝まで行くのが当たり前のように話すね」

「当たり前だよ。だってあれだけキツイ練習したんだからな」

月島「本当もう二度と戻りたくない」

山口「確かに夏だったこともあって死にそうだった…」


2人と話しながらBコート近くに向かい、スタンドから試合を見る


「及川さんのサーブやっぱレベル上がってんな」

山口「腕折れそう」

月島「ほぼスパイクじゃん」

「サーブであれだけのパワー出せたら怖いものなしだな」

月島「サーブはね」

「サーブで25点取る試合とか生で見てみたい」

山口「自分が攻められてる側だったら心折れる…」

「15点目くらいからもう無理じゃね？ってなりそうだよな」

月島「サーブ側のサーバー以外も気まずくてたまんないね」

「…想像しただけで嫌だ」


話している間も試合は進んでいて、青城はいつも通りの安定感で第1セットを取っていた

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