烏野の理性と本能の中間管理職 3【男主】

141 ページ41

その後の試合展開もシンクロ攻撃や各々の失敗していた攻撃が成功し始め、梟谷相手に一点差まで追いついた


木兎「よーし！！俺のサーブで突き放ーす！！」


しかし、木兎さんのサーブはネットになってしまった

そしてスパイクミスも重なりついに烏野が逆転する


「梟谷相手に俺ら勝ってるぞ」

影山「だな。このまま勝ち越す」


するとネットの向こうから


木兎「赤葦…今日はもう俺にトス上げんな」

赤葦「……わかりました」


と、聞こえた


「赤葦さん即答で分かっちゃうんだ」

月島「WSなのにトス上げんなって…」

「木兎さんが3本指に入れない理由はこれらしいよ」

月島「…メンタル？」

「おん。ムラが激しいって」

月島「なるほど」

澤村「よく分かんないけど向こうのエースが不調っぽい。畳み掛けるぞ！！」

「「「おう！！」」」


木兎さんのしょぼくれモードというやつが始まり、烏野が優位に立ったかと思われたがなかなか点差は縮まらずむしろ抜かれて…


「まさかの梟谷マッチポイントかよ」


気づけば相手のマッチポイントになっていた

しかし、蛍が木葉さん？(赤葦さんがそう呼んでた気がする…)のスパイクをどシャットしてくれたおかげでデュースまで残り一点となった


「ナイスブロックー」

月島「Aもやってみな？」

「次やってやる」

月島「ふっ」

「(煽られない…煽られない……)クソ腹立つな」


蛍のムカつく表情につい煽られてしまった…不覚………

142→←140

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す