烏野高校3年マネージャー！！！！！【HQ】 (ページ24)

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練習開始時に仁花ちゃんからサーブ練のテープの話を聞きみんながサーブ練を始めると、田中がジャンサーになっていたり木下がジャンフロで夕から一本取っていたり、と驚く事ばかりだった

そして1番驚いた事は翔陽が当たり前のように飛雄のサーブをレシーブポジションで待っていた事だった

上手にレシーブはできなかったけど…

清水「日向ってたまに凄く神がかった動きをする事があるけど、今のはなんだか普通にやったって感じだ…」

『5日間の不法侵入は凄く濃いものだったんだろうね』

みんなが翔陽の動きに驚き、動揺していた

影山「Aさん」

練習終わりに飛雄から声をかけられる

『ん？』

影山「あの、オレが"おりこうさん"ってどう言う意味か分かりますか？」

『…それ、誰に言われたの？』

影山「宮さんっす」

『そっか。…侑くんがどういう意図で言ったのかは分からないけど、私も時々飛雄の事おりこうさんだなって思うよ。悪く言えばイエスマンかな？』

影山「…おりこうさん……イエスマン……」

『ちょっと色々考えてごらん？』

影山「…はい」

難しい顔をしながら飛雄は翔陽との練習に向かっていった

…後で侑くんに言わなきゃ

後日烏養さんから声をかけられて、飛雄にもう少し分かりやすい言い方をしてやれって怒られた

『知ってるとは思いますが、自主練の時に飛雄はトスの打ちやすさをスパイカーによく確認します。そこで一言でも要望が出た瞬間＂はい＂＂わかりました＂って迷わず言います。』

『イエスマンって言い方は意地悪だったかなって思いました。だけどそのくらい飛雄の対応力はずば抜けてるし、同時に自分で考えて過去を払拭しないといけないって思ったんです』

『飛雄にとって高3の決勝は相当トラウマです、だからこそおりこうさんを卒業できない。あの時も今もコミュニケーションを取らなくちゃ話にならないのに、そのやり方が0か100なんです』

『＂スパイカーが打ちやすい以上に最高のトスは無い＂私もそれに賛成です。でもそれは司令塔があってこその話です』

『長々と生意気な事言ってすみません』

烏養「いや、お前の言ってる事も間違ってねぇ。あいつに直接答えを教えないでくれてありがとな」

『はい』

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