Story6 ページ8
ー中庭ー
?「ゴホン…ここは『ナイトイレブンカレッジ』世界中から選ばれた類稀なる才能を持つ魔道士の卵が集まるツイステッドワンダーランドきっての名門魔法士養成学校です。そして私は、理事長よりこの学園を預かる校長。ディア・クロウリーと申します。」
A『ないと…かれ?』
ユ「ツ…ツイ…ツイス…なに?」
まぁ、聞いたこと無い事ばっか……そんな、地名あったのかな?て言うかあなた学園長だったのね…単なる変質者では無かったか…
ク「この学園に入学できるのは『闇の鏡』に優秀な魔法師の資質を認められた者のみ。選ばれし者は、『扉』を使って世界中からこの学園へ呼び寄せられる。貴方方のところにも『扉』を載せた黒い馬車が迎えにきたはずです。」
A『暗い森を通ったような……』
ユ「顔が怖い馬がいたような……」
ク「あの黒き馬車は、闇の鏡が選んだ新入生を迎えるためのもの。学園に通じる扉を運ぶ、特別な馬車なのです。古来より特別な日のお迎えは馬車と相場が決まっているでしょう?」
A『相場って、どこの相場?』
ユ「つまり、あの馬車に勝手にここに連れてこられたってこと!?」
A『…なるほど…確かにそうかも…』
グ「むがーー!むががーー!!」
ク「さっ、入学式に行きますよ。」
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作者名:イナリ☆ | 作成日時:2020年12月18日 20時