Story48 ページ50
ーディアソムニア寮ー
ビュオォォ、ゴロゴロ…ピカッ!!
A『ヒェ…
やっとこさ自分の寮に戻って来た私は…まぁ見てビックリ
雨は打たれるように降ってるは
風は吹き狂っているは
雷は轟くように荒れまくってるは…
A『私…この世の終わりを見ているのかな?なんで、こんな荒れてるの?』←
あの後、学園長にすぐさま寮に戻るよう釘を刺された。
学園長いわく「なんで、誰にも言わないでこんな遅くまで出歩いてるんですかーー!しかも約束まで破った挙げ句、そんなにボロボロの傷だらけになって…あなたはー!色々あとで怒られるの私なんですからね!!」って怒られた。
最後のは理不尽な気がするけど…
いや、仕方無くない?私だって退学かかっていた訳だし…
約束破ったのは…うん。忘れてたけど←
怪物の攻撃で傷だらけのボロボロだけど…←
A『…なんで自分の寮に入るだけでこんなに気が重いんだろう…せめて、こんな天候でなければな…』←自業自得
意を決して大きな扉を開ける。
ギイィィイ… めっさ扉って大きな音でるのね…
A『はぁ〜せめて魔力が残っていてエスケープ使えてたらすぐに部屋まで行けたのに…って……ヒェッ』
扉を開けた先を見ると…何と言う事でしょう
完全フル装備のディアソムニア軍がコチラを見ているではありませんか←
よく見ると1番奥の指揮台によく見る顔ぶれが
寮長であるドラコニア様がスゴイ剣幕で…
副寮長であるヴァンルージュ様は寮生たちに指示をされ…
セベクは半泣き状態…←
シルバー先輩はいつもより硬い表情をしている…
あっ…なんかあれかな今すぐ敵のもとへ出陣します的な?
領土戦略〜ってやつかしら←(もう色々堪えられない)
A『イヤン…コワイ(今日が私の命日かな)』
この後、Aは怒り爆発寸前の王とその使いの者達を収めるのに命を半分削りやっとの思いで今までのコトを説明する事ができたのでした
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作者名:イナリ☆ | 作成日時:2020年12月18日 20時