心の声読むの辞めてくれない！？

光が二つ ページ3

？？「でも！((冨岡「簡単な話だ。傷口に鬼の血を浴びたから鬼になった｣


　 人食い鬼はそうやって増える


？？「禰󠄀豆子は人を喰ったりしない‼︎｣


冨岡「よくもまあ今しかだ己が食われそうになっておいて｣


？？「違う‼︎俺のことはちゃんと分かってるはずだ！｣


？？「きっと禰󠄀豆子を人間に戻す！」

冨岡「治らない。鬼になったら人間に戻ることはない」


冨岡さん気持ち昂ってるな...

こんなに饒舌に話す冨岡さん初めて見た。


冨岡「生殺与奪の権を他人に握らせるな‼︎惨めったらしくうずくまるのはやめろ‼︎」

冨岡「そんな事が通用するならお前の家族は殺されていない‼︎」

？？「ッ...、、」


冨岡(絶望するなそんなのは今する事じゃない。怒れ許せないと言う強く純粋な怒りは手足を動かす原動力になる。)


冨岡さんから刀を妹さんに刺したとき

禰󠄀豆子「ギャァァァ‼︎｣


？？「やめろー！！！」


ッ！あの子凄い。

私は冨岡さん達から少し離れた場所にいる。

だから何が起こっているかがよく分かる。

あの子禰󠄀豆子のお兄ちゃんは凄い。

自分が勝てないことを分かっているから木の影に隠れる直前に冨岡さんの方に石を投げ、木の影に隠れた時に上に斧を投げた。


そして丸腰である事を悟られぬように振りかぶった体制を取る。自分が勝てないことを分かっている。

今の自分に出来ることを精一杯した。とても勇気のある人だ。


禰󠄀豆子「グァウ！」ドコッ！


貴方『ッ！冨岡さん！』


冨岡(しまった。)


貴/冨(喰われる‼︎)


、！？守った..？

妹ちゃんは怪我をしていてそれを治すのに力を消費している。鬼に変わる時もかなり体力を使用するはず、今は重度の飢餓状態なのに、

守る動作、冨岡さんへの威嚇。

この兄弟は何か違うのかもしれない。



貴方『冨岡さん貴方はこの子達をどうしますか？』

冨岡「...」

貴方『私はこの2人は他と何か違うのかも知れないと思います。人間と鬼が仲良く出来ると言う証明にもなるかも知れないです。』

私はこの2人を


貴方『生かしたいです。』


冨岡「俺もそのつもりだ。｣



ーーーーーーーーーーーー

冨岡さんとあのような会話した後私はコウから任務の報告を受けてその場を後にした。


貴方『はぁ疲れたな。』


気づけばもう夜明けになっていた。


あの兄妹は大丈夫なのかな。



ーーーーー


二話分も炭治郎ですみません！そろそろ善逸出します！

光が三つ→←光が一つ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す