RKRN短編集、わっちょい！2

えいぷりーるふーる。鉢屋三郎 ページ14

　

　
『私人外なんだけど文句ある？』
　

「なんかいきなり喧嘩売られました。現場からは以上でーす」


鉢屋くん、私の勇気あるカミングアウトを盛大に無視しやがった。許さない。
裁判にかけてやる！起訴してやる！！多分私負けるけど
　

『喧嘩も何もホントの事なのに。』

「お前……今日が4月1日だからって調子乗るなよ」


『どいひー……』



確かに巷で噂のエイプリールフールだから嘘ついてみたのに。
三郎って私に対してあたり強いけど私のこと嫌いなの？
何、起訴されたいの？


「言い方を変えよう。お前、これ以上黒歴史を増やすのはやめなさい。」
　
『更に追い打ちをかけるのはやめてくれない？？？しかも伊作先輩の変装で言わないで。私が伊作先輩LOVE♡なこと知っておいてその顔で酷いこと言うなんて何、貴方私のこと嫌いなの？
そっちがその気なら貴方の悪行全て雷蔵にばらしてやる！』


三郎も雷蔵の事になれば私にどうこう言えなくなるわ。
明日頃には噂は忍術学園中に広まって

A＞＞＞＞＞超えられない壁＞＞＞＞∞＞＞＞三郎

になるに違いないわ！やったー！


「そのようなふざけた事をしてみろ…
明日にはお前の首が飛ぶ」

『目がマジ』

三郎の中で大事なのは
A≪雷蔵
だもんね〜！
私の事など眼中にもないってか！こんちくしょう

『じゃ、じゃあ、雷蔵があんたのことどう思ってるか教えてあげるわ』

「雷蔵の何を知っているんだお前は…」

『昼ドラみたいな台詞は要らないんだけど…

　
岡目八目って言うでしょ。教えてあげる』

「ほう？」


　

　
『あんたのその変態すぎるところ、雷蔵ちゃんは嫌ってるわよ。』


これで三郎のHPも0になって…

　

「雷蔵もあばたもえくぼに見えるんだよ。文句あるのか？それよりも、雷蔵のことをちゃん付だと？馴れ馴れしいにも程があるぞ。
命が惜しくないのか！」

『ちょっと何言ってるのかわかんない』


　
___________

何これ。

何これすぎてナニコレ珍百景登録決定になるぐらい何これ。

天女ストーリーは後日更新

文学少女。不破雷蔵→←天女になってみた

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す