Hello 3 【S×O】

63. ページ4

智side


久しぶりに翔よりも早く家に帰って来れて、
和と2人で、溜まっていた洗濯物を干す。

ふと時計を見れば学校のバスが来る時間で、
たまにはリーダーが行ったら？と言われたから
慌ててエレベーターに乗った。


１階のエレベーターホールに着くと、
翔と相葉ちゃんがこっちに向かって歩いてくる。

いい機会だから、少し隠れて様子を見ることに。


翔『せんせーうえ、おして！』

相葉『はーい。お、もう来た。』

翔『ありがと！ばいばい！』

相葉『どういたしまして。また明日ね！』


俺がいちいち褒めなくても、
もうちゃんと言えんだな…

思わず頬が緩む。

翔が乗ったのが行った後、
ボタンを押しても来る気配が無くて、

よし、と気合を入れて階段を登った。

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