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20. ページ20

幸い、頭の傷は数針縫っただけで済んだ。
麻酔が切れるのを待つ間もイライラが止まらず
やっぱり施設に行って説教してやろうとした時。


翔『…ん、』


翔の目が覚めた。
すぐにベッドサイドのナースコールを押す。


看『大野先生？どうかされました？』

「翔くんの目が覚めた。すぐに松本呼んで」

看『わかりました』



「翔、わかるか？おーい、」


しばらくボーッとしてたけど、
段々と目が開いてきて


翔『ん…さとち…』


と言って、小さく笑った。




この瞬間、俺の中で何が吹っ切れて、
何があっても、俺が翔を守ると決めた。

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設定タグ：櫻井翔 , 大野智 , 病系
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作者名：mizu | 作成日時：2017年9月11日 10時

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