検索窓
今日:10 hit、昨日:15 hit、合計:140,240 hit

14. ページ14

智side

足でキュッとボールドされてて、降ろそうにも下ろせない。抱いたままソファーに座って、首に埋められている頭を撫でる。


「大きくなったね〜。重たいわ。」


とは言えども、小学3年生にしてはだいぶ小さい。
トントンと背中を撫でているうちに、俺もウトウトしてきちゃった。そろそろ意識が飛びそうだった時、インターホンが鳴った。


潤『おまたせしました〜』

「悪いね、上がって、」

潤『あれーこれはちょっとまずいな。汗びっしょり。』


俺の背中に回り込んだ潤はそう言って翔を渡すように頼んだ。潤に渡してやっと見えた顔は真っ赤で、計らなくても熱があるのが分かる。


潤『とりあえず熱計って…一回起こすか』


ソファーに寝かせて、翔の肩を叩く。


「翔〜、一旦起きて、お水飲もう?」

翔『…んぅ…いななーい…』

潤『お熱だけ計らせて?お耳でいいからね』


最近の体温計は一瞬で、ピピピと鳴ったそれの画面には、38.7の文字。久しぶりにやばいかも…

15.→←13.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (68 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
202人がお気に入り
設定タグ:櫻井翔 , 大野智 , 病系
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:mizu | 作成日時:2017年9月9日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。