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「あ〜、可愛い!手小さい〜!ほっぺプニプニ〜」
と笑うスングァニオッパこと、スングァンくん
ここの人たちは子どもが好きな人が多いのか、みんな私を囲んで楽しそう
「あー、俺もほっぺ触りたい〜!」
「ミンギュ、お前のでかい身体のせいでその子が見えない!」
「お名前は?」
「...Aです」
「A!よろしくねぇ」
「ちょっと〜、出前頼むから話聞いて!ほら、ここから選ぶ!」
みんなの私を見る目が完全に孫を持ったおじいちゃんの目だ
すると、今度は目が細くてつり上がった人が出前を頼んでくれるらしく、メニュー表を見せてくれた
「Aは何食べたい?」
「じゃあ、海老チリを...」
「ヤー、そんな辛いの食べて大丈夫?」
あ、そうだ、今は私子どもだった
「...チャーハンで」
みんなの食べたいものを必死にメモとって出前を頼む目の細いお兄さん
数えたけど、13人+子どもの出前を頼むのは時間かかるだろうな
というか、私はほんとにここにいていいのだろうか
「元気ないね、やっぱりお家に帰りたい?」
横に腰掛けたジスくんがお兄ちゃんのような目で私を見下ろす
「お家に帰りたいというか、帰れないというか...えっと」
この今の私の状況をどう説明したらいいかわからず、濁していると
「いいよ、今は話さなくても」
優しい笑顔で大きな手を私の頭にポンポンと置いた
ああ、落ち着く
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アナゴ(プロフ) - へいようさん» うわ〜!本当に嬉しいです!楽しみって言ってもらえて、私も燃えてきました!笑ありがとうございます! (2017年3月11日 12時) (レス) id: 991ad1f033 (このIDを非表示/違反報告)
へいよう(プロフ) - 初めてコメントします!いつもいつも作品楽しみにしております!!頑張ってください〜! (2017年3月11日 12時) (レス) id: 6162ccb768 (このIDを非表示/違反報告)
アナゴ(プロフ) - まゆさん» ヒィ〜〜!嬉しすぎて涙が出そうです!出来るだけ毎日更新しますので!頑張ります(^-^)/ (2017年2月19日 16時) (レス) id: 991ad1f033 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - お返事ありがとうございます。ヤバイです。面白くて。もう次回が楽しみです。 (2017年2月19日 16時) (レス) id: 13cb3fd920 (このIDを非表示/違反報告)
アナゴ(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます!そう言ってもらえると俄然やる気が!頑張ります(^-^)/ (2017年2月19日 13時) (レス) id: 991ad1f033 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アナゴ | 作成日時:2017年2月19日 1時