検索窓
今日:25 hit、昨日:22 hit、合計:373,643 hit

46__ジョンハンside__ ページ46

ジョンハンside


「どんなお話?」


JF「お前の話」


朝、何気なく目を覚ますと、話し声が聞こえた


今日は昼まで仕事はないし、みんな遅くまで寝ていると思ったのに、こんな早く誰が起きてるんだ?



まだ少し眠くて、ぼやけている目をこすりながら覗くと


楽しそうに小声で話をしているジフンとAがいた


なんでAがここに?



気になったけれど、ジフンがあんなに楽しそうに女の子と喋っているのを初めて見たから、何も言えなくて、また布団に潜った




JF「キスしたことある?」



は!?



本気でびっくりして、思わず声が出そうになる



ジフンが言わないようなその言葉は、紛れもなくジフンが言った言葉であって



少し冷や汗をかきながらAを覗くと、案の定フリーズしていた


JF「いや、なに言ってんだろ...。今の忘れろ...!」


「あ...う、うん」


明らかに変な感じになってしまった2人は、目をあちこちに泳がせてる


なにこれ、俺、何見せられてんの



何故か段々とイライラし始めて、2人の会話が聞こえないように布団を深くかぶった


だけど、聞こえてしまう


むしろ、本当は気になってしょうがない



正直、Aのことを特別な目で見始めている奴が何人かいることにも気づいていた


俺もそのうちの1人で


だけど、心の中ではこう思っていた


きっとこの気持ちは、Aがからかいやすいやつだから、ただ単に、素直でいい子だから、面白い子だから


特別な気持ちなんかじゃない


そう思ってた


だけど、そんなんじゃないんだ


だって今、ジフンに向けるその笑顔を、俺に向けてほしいと思っているから


ミンギュやチャニのことを呼び捨てするのも、


スンチョルと2人きりで帰ったことも


いつだって、そのポジションには俺が居たいって




「キス、したことないよ」




その言葉を聞いてホッとしたのは、ジフンも一緒なのだろう



今、自分の気持ちがやっとわかった

47→←45



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (174 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
646人がお気に入り
設定タグ:seventeen , アナゴ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

アナゴ(プロフ) - へいようさん» うわ〜!本当に嬉しいです!楽しみって言ってもらえて、私も燃えてきました!笑ありがとうございます! (2017年3月11日 12時) (レス) id: 991ad1f033 (このIDを非表示/違反報告)
へいよう(プロフ) - 初めてコメントします!いつもいつも作品楽しみにしております!!頑張ってください〜! (2017年3月11日 12時) (レス) id: 6162ccb768 (このIDを非表示/違反報告)
アナゴ(プロフ) - まゆさん» ヒィ〜〜!嬉しすぎて涙が出そうです!出来るだけ毎日更新しますので!頑張ります(^-^)/ (2017年2月19日 16時) (レス) id: 991ad1f033 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - お返事ありがとうございます。ヤバイです。面白くて。もう次回が楽しみです。 (2017年2月19日 16時) (レス) id: 13cb3fd920 (このIDを非表示/違反報告)
アナゴ(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます!そう言ってもらえると俄然やる気が!頑張ります(^-^)/ (2017年2月19日 13時) (レス) id: 991ad1f033 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:アナゴ | 作成日時:2017年2月19日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。