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え...?
びっくりして固まっていると、ジフンくんもハッとして、慌てている
JF「いや、なに言ってんだろ...。今の忘れろ...!」
「あ...う、うん」
顔を赤くして頭を抱えるジフンくんに、まだびっくり
まさか、あのジフンくんからそんな質問がくるとは
JF「急に、変なこと言って悪い...。俺、女の子とあんまり話したことなくて、サイン会とかでなら結構話せるんだけど、素だと何喋ったらいいかわからなくて...」
珍しくテンパっているジフンくんが面白くてついに吹き出してしまった
JF「...何笑ってんだよ」
「ごめんっ...なんか、ジフンくんがこんなに慌ててるの珍しいなぁと思って」
私をムッとした顔で見たあと、また腕で顔を隠す
可愛くて黙ってジフンくんを見つめていると、腕の隙間からチラッと私を見つめる
なんか、空気がすごい熱い
私を見つめるジフンくんの瞳はうっすらと潤っていて、ほっぺも赤かった
JF「なぁ...」
「なに?」
JF「さっきの質問、やっぱり答えてもらってもいい?」
ジフンくんの真っ白な肌に、赤い色がほんのり広がる
「キス、したことないよ」
私がそう答えると、また何か言おうとしたジフンくんが一瞬口をきゅっと閉じた
JF「...そっか、俺も」
「私、ずっと勉強とバイトしてきたから青春らしいこともしてないし、彼氏ができたことは何回かあっても、長続きしなくてさ...」
なんだかこしょばしいこの空気に耐えられなくなって、私が笑いながらそう言うと、ジフンくんもははっと笑った
その後も私が一方的に喋っていると、ジフンくんはニコニコと相槌をうってくれていた
終始声をあげて笑うと、やべっみんな起きる...なんて呟きながら口を押さえて笑っていたり
次の話をしようとジフンくんを見ると、しっかり目を閉じて、寝息を立てていた
そして、起こさないように部屋の扉を閉めた
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アナゴ(プロフ) - へいようさん» うわ〜!本当に嬉しいです!楽しみって言ってもらえて、私も燃えてきました!笑ありがとうございます! (2017年3月11日 12時) (レス) id: 991ad1f033 (このIDを非表示/違反報告)
へいよう(プロフ) - 初めてコメントします!いつもいつも作品楽しみにしております!!頑張ってください〜! (2017年3月11日 12時) (レス) id: 6162ccb768 (このIDを非表示/違反報告)
アナゴ(プロフ) - まゆさん» ヒィ〜〜!嬉しすぎて涙が出そうです!出来るだけ毎日更新しますので!頑張ります(^-^)/ (2017年2月19日 16時) (レス) id: 991ad1f033 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - お返事ありがとうございます。ヤバイです。面白くて。もう次回が楽しみです。 (2017年2月19日 16時) (レス) id: 13cb3fd920 (このIDを非表示/違反報告)
アナゴ(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます!そう言ってもらえると俄然やる気が!頑張ります(^-^)/ (2017年2月19日 13時) (レス) id: 991ad1f033 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アナゴ | 作成日時:2017年2月19日 1時