大人な子ども

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ご飯も食べ終わり、みんなぞろぞろと動き出す


私の隣には気持ちよさそうに眠っている切れ長の目のお兄さん


「A、お風呂沸いたから入りな」


目の大きいお兄さんがソファに座っている私の隣に座る


「あ、名前言ってなかったな。俺の名前はスンチョル。で、そっちの寝てるやつがウォヌな」


あと、あそこの小さいやつがジフンで馬みたいな顔のやつがソクミン、ぽわーんとしたやつがミンハオで、アメリカ顏のやつがハンソルな、と紹介された



「服とかは、どうしようか」


馬みたいなやつ、もといソクミンくんがスンチョルくんに話しかける


「んー、ジフンの上の服でも着せる？」

「いや、俺の服でもだいぶ大きいよ」


でもそれしかないならしょうがない


ジフンくんが持ってきた青いスウェットを渡され、風呂場に案内された




「1人で入れる？」



ドキッ



その言葉に一気に顔が熱くなる


「あ、はい！大丈夫です！」


「そっか、じゃあリビングにいるからなんかあったらいつでも呼んでね」


スンチョルくんがニコッと笑うと脱衣所の扉を閉めた


1人で入れる？って、そりゃそうか、私は今どっからどう見ても5歳児...この頃は私、まだお母さんとお風呂はいってたもんな


お風呂から上がり、ジフンくんのスウェットを着てリビングに向かうとみんなぞろぞろとお風呂に入っていった

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